円盤の回し方【ローテ】

どうもこんにちは。今回の記事は一般論ではなく、個人的な考え方で書いております。なのでおかしいと思うことがあると思いますが宜しくお願いします。

まず、構築や並びについて学ばなくてはいけませんがそちらはかちゅーしゃさんがまとめてますのでご確認ください。
猫の手八丁口八丁 -かちゅーしゃ-

私自身よくローテ初めてやる人に対しシングルの流用でいけるよと言いますが、しかし円盤の回すのは初めてなのでとても戸惑ってしまいます。
これまでは感覚でやっていましたが、最近になって言語化出来るようになりましたので初心者(他ルール出身)の動きから経験者の初手1~2手の動きをまとめます。

まず具体的なポケモンを挙げてみます。
皆さん大好き「ガルーラ」からですね。
このポケモンは強いですが、初心者と経験者では別物です。
初心者の方はねこだましをします。
経験者の方はねこだましと同じような感覚でグロウパンチをします。PGLランキングから分かりますが、ローテガルーラねこだまし率は9.8%です。
確かにガルーラねこだましは強いですが、ローテの性質上半減されやすく下手するとゴツメのおまけまでついてきます。グロウパンチならばゴーストタイプ以外には通り、ゴツメに当たっても攻撃二段階upが残ります。このルールは交換がまずないので、これだけでお得です。
なのでガルーラを回すならば安定択はグロウパンチ。神読が出来るならばピンポイント技を打つのをオススメします。
次にあげるポケモンは「サザンドラ」です。彼が一番偵察に向いていると思います。
何よりも耐性です。ローテでよく飛んでいる電気・悪・ゴーストを半減にします。しかも氷が四倍ではない。素早さが遅いのが気になると思いますが、それを補う技と火力があります。
特にオススメ技は悪の波動です。この技を半減にするのは主にフェアリータイプですが、フェアリーは大抵遅いので先に悪の波動が入ります。そして忘れていけない怯みの追加効果が2割で入りますので、フェアリータイプに当たらない且つ怯まない限りサザンドラは生き残ります。シングルとは違い一体で無理やり一体を相手する必要はないのでこれで十分相手のパーティに圧力をかけることができました。
今の所、火力(積み・アイテム)アタッカー・万能選手を挙げましたがもちろん補助技や耐久といったサポートポケモンも存在します。
ここで挙げるポケモンは「ニャオニクス」です。ニャオニクスはご存知の通り{いたずらごごろ}という特性を持ちます。それを活かし両壁・あくび・いやしの鈴などのサポートをします。ローテは交換をするのがまず不可能と考えて下さい。その中で「ニャオニクス」は場に残る補助技をバンバンしてきます。先程の「サザンドラ」も先制光の壁されると一発で突破出来なくなります。しかし、場を乱す技でもあっても下手するとガルーラのような火力アタッカーに飛ばされるので思考停止で動くのは難しいです。それでもガルーラにあくび出来るのは強いですが。
大雑把ですが、この三体の動きが初手の基本になります。「ギルガルド」のようなポケモンもいますが、「ガルーラ」のように動かすか「ニャオニクス」のように動かすかの違いです。そこを見極めるのがローテの面白さです。
初手
万能選手<火力アタッカー<サポート
の順に試合が速く動きます。
最悪、相手の万能選手で一体落とされて壁張られたりしたら試合が終わります。
なのでローテに人気ポケモンは自ずとと種族値が高くなってしまいます。
・まとめ
このルールは思い切りが大事です。中途半端な技を選ぶと先手出来たとしても後手の大技に沈みます。
もちろんダメージ計算はいろいろ想定しておかないと事故も多発します。シングルではまず想定しない半減でどれだけ入るかなどです。数%のダメージを馬鹿にしてると終盤に泣きをみます。はっきり言ってしまいますと、円盤見る前に自分の使うポケモンをよく見ましょう。
そして信頼しましょう。択勝ちしたのにキッスのエアスラ怯みで台パンするのはダメですよ。
よくローテは運ゲーと言う方がいますが、大抵の人は怯みなどまで計算してません。
シングルなら同時に起きることが少ない《耐性・追加効果・アイテム・素早さ・ダメージ》をローテはいっぺんに計算します。ここまで考えると運ゲーだと思ってた動きは本当に運ゲーだと言えるでしょうか。
この記事をきっかけに普段意識しない数%の勝ち筋を見つけるようになれれば幸いです。